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日本のトップドラムコーたちが熱演したチャンピョンシップ

1月28日(土)、関内にある横浜文化体育館にて、ドラムコージャパン主催のチャンピョンシップが行われました。結果はドラムコージャパンのサイトに掲載されています。

リキャップ(PDFファイル)
http://www.dcjpn.org/ja/recap/championship/Champion2006.pdf

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観戦しての私見は下記のとおりです。演奏逆順ですが、あしからず。


横浜インスパイアーズ

演奏演技ともに、もっともバランスが取れていたように思います。
原曲とアレンジのクオリティが、ショー全体の魅力を押し上げていたのでしょう。

ソリストもそれぞれ聴かせるいい演奏だったと思います。

ビジュアルアンサンブルも安定していました。

横浜スカウツ

残念ながら個人レベルでの細かいミスが目立ちました。
特にMMが意外とそろっていなかったように思います。

演奏が全体的に単調に聞こえがちで、もしかするとアレンジと演奏の仕上げにもう一工夫あってもよかったのではないかと思いました。

スコアでは1位となりましたが、個人的にはあまりそりが合わなかったようです。

東京フェニックス

演奏がとても安定しており、ソリストの演奏がとても光っていました。
ドリルデザインでは、歩幅の扱いにもう少しひねりがあると、音楽がより生きていたのではと感じました。ちょっと一本調子なところがあったと感じました。

ドラムラインがとても安定しており、技術も高く、演奏クオリティがもっともよかったように感じます。

フェニックスレジメント

秋のプレビューと先日のドキュメンタリを見ていたこともあり、これまでの演奏演技の中でもっともよいショーでした。たえだ、ドリルデザイン上、フィジカルにかなり無理してしまっており、その効果よりも演奏への影響や、不ぞろいになりがちなこともあって、見直してもよいのではと感じます。

***

インペリアルサウンド

愛知からきたコーで、私の一番好みのショーをしていました。曲アレンジ(とくに打楽器アレンジ)とドリルデザインが、音楽そのものとショーとしての楽しさをより効果的に演出していたと感じました。

スカードの作り方、スカード間の相対的な動きの効果など、曲とアレンジの研究の成果がぴったり合っているドリルデザインと感じました。

ドラムラインは、マルチタムが秀逸だと感じました。ブラボー。

チェリーブロッサムズ

選曲が渋いのですが、アレンジもすばらしかった。メンバー数にあったドリルデザインでした。ソロが比較的多かったのですが、全員安定した演奏演技で、バリバリハイノートを出しているわけではないが、とても好印象でした。MMのクオリティはとてもよく、カンパニーフロントなどの統一美によるところは、すばらしかった。

ソニックランサーズ

まずはMMレベルでの全体の調整が必要だと思います。レパートリーの構成とアレンジがマニア心くすぐるもので、よかったです。ついつい2000年Cadetsを連想してしまうのですが、それに劣らない構成でした。


成績発表の前に、横浜インスパイアーズのドラムラインがいくつかのCadenceを演奏していたのですが、合間があって、なんのためのCadenceなのかがよくわからなかったです。これはきっと運営サイドのなにか意図があったんだと思いますが、いまいち伝わりませんでした。

で、出演団体が入場するCadenceを引き続きインスパドラムラインが演奏していたのですが、1992年のSanta Clara VanguardのDrum Cadenceをやっていました。(確かElectric Wheelchairという名前がついていたと思います。)これを生でやっているのを聴いたのは初めてで、これはこれで収穫でした。(^^)

<テクノラティ:タグ>

by toshifme | 2006-01-29 01:43 | Marching


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